2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧
テーブルの上にリンゴが置いてあると、普通は「そこにリンゴがある。」と私たちは言う。そして、「そこにリンゴがあることを知っている。」とも言う。しかし、こんな当たり前のことについて、哲学者という人たちは、「私たちは本当にそこにリンゴがあること…
テーブルの上にリンゴが置いてあると、普通は「そこにリンゴがある。」と私たちは言う。そして、「そこにリンゴがあることを知っている。」とも言う。しかし、こんな当たり前のことについて、哲学者という人たちは、「私たちは本当にそこにリンゴがあること…
恐山の住職である南直哉さんは、禅僧にしては珍しく理屈を言う人である。私のようなアマチュアと違って哲学にも相当造詣が深い。数多くの著作をものにし、講演で全国を駆け回る忙しいお坊さんである。不立文字を旨とする宗旨でありながら、これだけしゃべる…
恐山の住職である南直哉さんは、禅僧にしては珍しく理屈を言う人である。私のようなアマチュアと違って哲学にも相当造詣が深い。数多くの著作をものにし、講演で全国を駆け回る忙しいお坊さんである。不立文字を旨とする宗旨でありながら、これだけしゃべる…
私は門徒の家に生まれ、小さい頃から祖母から親鸞聖人についてはよく話を聞かされた。そのせいなのかどうか、今でも親鸞聖人には親しみと尊敬の念をもっているし、日本が生んだ最大最高の思想家だとも思っている。しかし、これは近親憎悪とでもいうのかもし…
私は門徒の家に生まれ、小さい頃から祖母から親鸞聖人についてはよく話を聞かされた。そのせいなのかどうか、今でも親鸞聖人には親しみと尊敬の念をもっているし、日本が生んだ最大最高の思想家だとも思っている。しかし、これは近親憎悪とでもいうのかもし…
「人は何のために生きるのか?」と問われると、へそ曲がりな私は、目的がなきゃ生きていてはいけないのか?と問い返したくなる。 以前の記事でも述べたが、言葉には機械的に運用されるという欠点がある。ことばが意味をもつためには文法にかなっているだけで…
「人は何のために生きるのか?」と問われると、へそ曲がりな私は、目的がなきゃ生きていてはいけないのか?と問い返したくなる。 以前の記事でも述べたが、言葉には機械的に運用されるという欠点がある。ことばが意味をもつためには文法にかなっているだけで…
政治向きのことはあまり言いたくはないのだが、この件についてはどうしても黙っておれなくなった。今回の解釈改憲に関する決定に基づいて、関連法案の法制化は必至の情勢であるが、このことの意義は改憲派・護憲派いかんにかかわらず、すべての方々がわきま…
政治向きのことはあまり言いたくはないのだが、この件についてはどうしても黙っておれなくなった。今回の解釈改憲に関する決定に基づいて、関連法案の法制化は必至の情勢であるが、このことの意義は改憲派・護憲派いかんにかかわらず、すべての方々がわきま…
とんち話と禅問答はもとより別物ではあるが共通点もある。どちらも論理的には無理があるということにおいて同じなのである。しかし、とんち話の場合はその無理をついて切り返せばよいのだが、禅問答(公案)の場合はそれをそのまま受け止めねばならない、とい…
とんち話と禅問答はもとより別物ではあるが共通点もある。どちらも論理的には無理があるということにおいて同じなのである。しかし、とんち話の場合はその無理をついて切り返せばよいのだが、禅問答(公案)の場合はそれをそのまま受け止めねばならない、とい…